研究者のためのAlfredの設定
はじめに
Alfredとは、言わずと知れたランチャーアプリ。
アプリの起動はもちろん、ファイルやメールなどの検索もこなしてしまう優れものだ。
Alfredを入れていないMacはMacではないと言い切る人もいるほど、定番アプリとして名高い。
ダウンロードは↓からできる。
Alfred - Productivity App for Mac OS X
基本的な使い方は、
Mac - ランチャーアプリ「Alfred」の基本的な使い方 - PC設定のカルマ
Alfredの基本的な使い方を一通り網羅して覚える(前編) | ごりゅご.com
このへんを見ればだいたいわかるはず。
この項では、研究者ならみんな使いそうな設定と、バイオ系の研究者にとって便利な設定を紹介する。
Google Scholarで論文検索
Alfredを起動し、preferenceを開く。
FeaturesのWeb searchの項目を開く。
こんな画面になるはず。
右下の「Add Custom Seach」をクリック。
Search URLの項目に
http://scholar.google.com/scholar?q={query}
と入力する。
タイトルやキーワードは適当にきめればよい。
例えばこんな感じ。
これで、Alfredを起動した後、
gsc 検索ワード
※間は半角スペース
と打ち込めばGoogle Scholarで検索してくれる。便利だ。
PubMedで論文検索
上記のGoogleScholarとほぼ同じ手順で設定する。
Search URLの項目には、
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term={query}
と入力する。
キーワードは適当に。「pm」とか。
ALCで英語翻訳
これがとても便利。
英語の論文を読んでいるときに頻繁に使用する。
やはり上記のGoogleScholarとほぼ同じ手順で設定する。
Search URLの項目には、
http://eow.alc.co.jp/{query}/
と入力する。
キーワードはなんでもいいが、頻繁に利用するので短めがオススメ。
自分は「t」の一文字に設定している。
NCBIでキーワード検索する
バイオ系研究者なら頻繁に使うであろうデータベースのNCBI。
これも設定してしまおう。
AllDataBaseで検索するには、
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/gquery/?term={query}
をSearch URLの項目に入力すればいい。
Geneで検索するには、
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/gene/?term={query}
Proteinで検索するには、
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/protein/?term={query}
をそれぞれ入力する。
自分は、キーワードをそれぞれ「ncbi」「ncbig」「ncbip」に設定している。
BLASTで検索…は無理っぽい?
こんな感じでBlast検索もできるんじゃないかと思ったが上手くいかなかった。
トップページにすぐアクセスできるようにするくらいか。
上手くいった人は教えてください。